ディレクション会議も終わった。いよいよ録音だ——でも待って。
録音を始める前にやることがある。順番通りに進めれば、必ずうまくいく。
せいいち先生!ディレクション会議も終わりました!いよいよ録音ですね!何から始めればいいですか?
その前に録音準備の話をしようと思うんだけどいいかな。
録音準備にはいくつかのセクションがあるんだ。
機材の確認・DAWの確認・カラオケ音源準備・モニター環境構築・録音準備、の5つだよ。
録音準備にはいくつかのセクションがあるんだ。
機材の確認・DAWの確認・カラオケ音源準備・モニター環境構築・録音準備、の5つだよ。
わあ、録音前にそんなにやることがあるんですね!この順番通りにやればいいんですか?
そうだよ。手順通りやれば必ずうまくいくよ。
慣れれば念入りにやっても10分、急げば5分で終わるから安心してね。
慣れれば念入りにやっても10分、急げば5分で終わるから安心してね。
5分で終わるんですか!それなら毎回できそうです!
最初から楽をしようとせずにしっかり確認準備を行う方が、結果タイパもコスパも上がるよ。
では一つずつ見ていこう。
では一つずつ見ていこう。
ディレクション会議についてはこちらで詳しく解説しています。
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第9回|歌ってみたのやり方より先に決めること|プロが毎回やる秘密会議
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STEP1|機材の確認
まず入り口から順番に確認しよう。
以下の機材が準備できて、それぞれ配置できているかな?
以下の機材が準備できて、それぞれ配置できているかな?
✅ 機材チェックリスト
- ポップガード
- マイク
- マイクスタンド
- マイクケーブル
- オーディオインターフェース(IF)
- USBケーブル
- パソコン
- ヘッドフォン
全部準備できました!配置もしました!
機材チェック完了だね。
機材の選び方が気になる方はこちらも参考にどうぞ。
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第1回|歌ってみたを始めるのに必要な機材って何?
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STEP2|DAWの確認
次はDAWの確認だよ。
以下の順番で確認してみよう。
以下の順番で確認してみよう。
✅ DAW確認チェックリスト
- DAWは立ち上がりますか?
- 空白のプロジェクトは作成できますか?
- IFは認識・適用されていますか?
- オーディオトラックを作成できますか?
- そのトラックの入力に準備したマイクのチャンネルは割り当てられていますか?
STEP3|カラオケ音源準備
カラオケ音源の準備ってどうやるんですか?
まず歌う曲のカラオケ音源を準備してDAWに取り込もう。
取り込み方はDAWによってやり方が違うので、詳しく知りたい人はDTM道場で質問してね。
取り込み方はDAWによってやり方が違うので、詳しく知りたい人はDTM道場で質問してね。
取り込めました!次は何ですか?
次にBPM(テンポ)の確認と設定だよ。
ネットで検索すればほとんどの曲は調べることができるよ。
BPMがわかったらプロジェクトのBPMを設定してね。
ネットで検索すればほとんどの曲は調べることができるよ。
BPMがわかったらプロジェクトのBPMを設定してね。
設定できました!他に注意することはありますか?
注意事項が一つあるよ。
プロジェクトとカラオケ音源のサンプリングレートとビット解像度は同じにしてね。
合っていないと曲が速くなったり遅くなったりするんだ。
最近の基準は48kHz・24bitだよ。
プロジェクトとカラオケ音源のサンプリングレートとビット解像度は同じにしてね。
合っていないと曲が速くなったり遅くなったりするんだ。
最近の基準は48kHz・24bitだよ。
曲が速くなったり遅くなったりするんですか!それは絶対合わせます!
📖 用語解説:サンプリングレートとビット解像度
サンプリングレート:1秒間に音をどれだけ細かく記録するかを示す数値。単位はkHz(キロヘルツ)。
ビット解像度:音の強弱をどれだけ細かく記録するかを示す数値。単位はbit(ビット)。
最近の基準は48kHz・24bit。プロジェクトとカラオケ音源で必ず同じ値に設定すること。
STEP4|モニター環境構築
次はモニター環境の構築だよ。
まずはマイクに向かって声を出しながらゲインを調節していこう。
まずはマイクに向かって声を出しながらゲインを調節していこう。
ゲイン設定できました!次は何ですか?
次に自分が歌いやすいと思えるレベルまでヘッドフォンのボリュームを上げていこう。
IFのヘッドフォンのノブで調整してね。
IFのヘッドフォンのノブで調整してね。
調整できました!次は何ですか?
次に歌ってみたときに声の遅れを感じるかどうか確認してね。
遅れを感じたら機材によって対処方法が違うので、DTM道場で質問してください。
バッファーサイズの調整もしくはダイレクトモニタリングをご提案するよ。
遅れを感じたら機材によって対処方法が違うので、DTM道場で質問してください。
バッファーサイズの調整もしくはダイレクトモニタリングをご提案するよ。
遅れはないです!次は何ですか?
次にカラオケの音量を調整しよう。
DAWでカラオケ音源を再生し、軽く歌いながらカラオケの音量をトラックフェーダーで調整してね。
DAWでカラオケ音源を再生し、軽く歌いながらカラオケの音量をトラックフェーダーで調整してね。
調整できました!次は何ですか?
最後にリバーブ設定だよ。
気持ちよく歌うために程よいリバーブを適用しよう。
設定方法は環境によっていろいろあるので、DTM道場でお答えするよ。
気持ちよく歌うために程よいリバーブを適用しよう。
設定方法は環境によっていろいろあるので、DTM道場でお答えするよ。
道場でいろいろ対応してもらえるなら安心です!
💡 モニター環境構築の5ステップ
- ゲイン調整(目標:-18dB)
- ヘッドフォンボリューム調整(IFのノブ)
- レイテンシー(声の遅れ)確認
- カラオケ音量調整(トラックフェーダー)
- リバーブ設定
STEP5|録音準備
最後のステップだよ。
実際に録音を始める前にテスト録音を行おう。
軽く歌ってみて聞き直し、問題がないかをチェックしてね。
実際に録音を始める前にテスト録音を行おう。
軽く歌ってみて聞き直し、問題がないかをチェックしてね。
どんなことをチェックすればいいですか?
この3つがクリアできていればほとんど問題ないはずだよ。
きちんと録音されているか。
カラオケは混り込んでいないか。
リバーブは録音されていないか。
きちんと録音されているか。
カラオケは混り込んでいないか。
リバーブは録音されていないか。
3つ全部クリアしました!これで準備完了ですか?
準備完了だよ。いよいよ本番録音だね。
やった!意外とやることが多くてびっくりしましたけど、順番通りにやれば確実に準備できるってわかりました!
準備をサボって後で失敗する方が時間もお金も無駄になるからね。
しっかり準備した方が結果的に早く終わるんだよ。
しっかり準備した方が結果的に早く終わるんだよ。
✅ テスト録音の3点チェック
- きちんと録音されているか
- カラオケが混り込んでいないか
- リバーブが録音されていないか
録音の具体的なやり方については次の記事で詳しく解説しています。
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第11回|歌ってみた録音のやり方|現場エンジニアが教える3つの秘密
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✅ この記事のまとめ
- 録音前には5つのステップの準備がある
- STEP1:機材の確認(8点チェック)
- STEP2:DAWの確認(5点チェック)
- STEP3:カラオケ音源準備(取り込み・BPM設定・48kHz/24bit設定)
- STEP4:モニター環境構築(ゲイン・ヘッドフォン・レイテンシー・カラオケ音量・リバーブ)
- STEP5:テスト録音で3点チェック
- 慣れれば10分、急げば5分で完了する
- 最初から楽をしようとせず準備をしっかり行う方が、結果タイパもコスパも上がる
準備で詰まったら、やさしいDTM道場で気軽に相談できます。
DAWへの音源取り込み、レイテンシー対策、リバーブ設定——環境によって対応が違うことは個別にお答えします。

